営業職とヨガインストラクターの二つの顔で自分らしい「ワークライフバランス」を実践中シャボン玉石けん 東京支店・第一営業部 村上 泰代

2026.04.27

営業職とヨガインストラクターの二つの顔で
自分らしい「ワークライフバランス」を実践中
シャボン玉石けん 東京支店・第一営業部 村上 泰代

現代の働き方を考える上で「ワークライフバランス」という言葉をよく耳にします。「仕事と私生活を調和させ、より幸福で充実した人生を送ろう」との考え方で、国内でもさまざまな働き方を選び取る人が増えているようです。その一人が、シャボン玉石けん東京支店で活躍中の村上泰代さん。日々の仕事にいそしむ営業スタッフであり、就業時間外にはヨガ教室を開くインストラクターでもあります。そんなワークライフバランスを実践する村上さんに、これまでの経緯や、自分らしく暮らすことについて語ってもらいました。

シャボン玉石けん 東京支店・第一営業部 村上 泰代
福岡県北九州市生まれ。筑波大学を卒業後、東京のIT企業に就職。入院・手術を機にヨガを始め、2019年にインストラクターの資格を取得。2018年にシャボン玉石けんに入社。営業活動に励むかたわら、ヨガ仲間と共にヨガ教室を開催している。

村上さんは新卒入社ではなく、キャリア採用だそうですね。

村上
出身は北九州ですが、最初に勤めたのは東京のIT企業です。エンジニアとして入社しましたが、興味があった部門に異動が叶い、長らく宣伝・広報職に従事していました。そんななか35歳の時、突然手術することになってしまって。予防措置の手術で深刻なものじゃなかったけれど、とてもショックでした。
でも入院中に規則正しい生活をする中で体調が好転し、あらためていろいろ気づくことがありました。それまでの私は、仕事中心の生活で残業も多く、毎日かなり無理をしていたのかもしれません。自分が健康であることも「当たり前」と感じていました。

自分を振り返るきっかけになった?

村上
はい。効率性や生産性などを重視する、現代社会の価値観に縛られていた自分を少し見つめ直そうと思いました。ちょうどその頃に出会ったのがヨガです。自宅の近くに老舗のヨガ学校があって、そこの先生の指導スタイルが自分に合ったのでしょう。すっかりヨガにハマってしまいました。
たとえばヨガと言えば美しくもやや難解なポーズを取る、そんなイメージがありましたが、先生に教わったのは、ゆっくりゆっくり動いて、その中から湧きあがる自分の心や体の感覚に向き合うこと。すると自分の内側が満たされた気分になり、とても心地よくなるんです。それでもっとヨガを深く知りたくなり、3年間の養成コースを経てインストラクターの資格を取得しました。

それが2019年のことで、シャボン玉石けんへの転職は前年の2018年。入社に至るエピソードを聞かせてください。

村上
まず、シャボン玉石けんを転職先に選んだ理由をお話しします。先の入院経験で、自分の健康は毎日の生活に根ざすものだと考えるようになりました。それがヨガを始めたきっかけですが、同じように仕事も「暮らし」に近いことをしたくなったんです。また転職前に、病気の父を見舞いに毎週実家に帰っていた時期があり、そのことも「命に寄り添える仕事ができたら」という想いを強くしました。
そんな時、たまたま東京でシャボン玉石けんの商品を見つけ、久々に使ってみたら心地よくて─。それに「水」「命」「健康」を尊ぶ会社の理念も今の自分に繋がる気がして、Facebookをフォローしたんです。するとほどなく営業の求人があり、すぐに応募を決めました。

営業の経験はお持ちだったんですか?

村上
いえ、エンジニアと広報宣伝の仕事だけです。40歳を超えて営業経験もないのに、よく採用されたなぁと正直驚きました。会社の理念に通じるものを、私の中に感じてもらえたのでしょうか。
でもライフワークとしてのヨガは続けたくて、面接では「必ず本業を優先しますから副業を認めてください」と率直に伝えました。というのも「ヨガは人に教えることでより極められる」と先生に聞いて、インストラクターになったら教室を開こうと思っていたからです。
入社時のそういった要望は初めてだったらしく、面接官の方に「ちょっと持ち帰らせてください」と言われましたが、後日無事にOKをいただきました。2019年には母校やヨガ仲間にお声がけいただいて念願だったインストラクターとしての活動をスタートし、月に2~3回レッスンを行っていました(現在は新しいことをインプットする時期として、一時的にレッスンはお休みしています)。会社の寛大な対応には感謝しかないですね。

インドにてガンジス河での沐浴(本人提供)

シャボン玉石けんにとっても画期的な出来事だと思います。村上さんが要望した結果、さまざまな働き方の可能性が広がったわけですから。では、“本業”の営業についても教えてください。

村上
今は関東と甲信越エリアを担当しており、小売店(ドラッグストア、スーパー、ホームセンター)に向けて当社商品をご紹介しています。九州に比べて、取り扱いが少ないため、まず当社と石けんの良さを広くお伝えすることから営業活動を始めることが多いです。当社の理念に共感していただき、長く取り扱っていただいている小売店様には、品ぞろえの強化や、店頭のお客様に商品の魅力を伝え、手にしてもらうための販促方法をご提案しています。健康や環境への関心の高まりが追い風になっており、特にコロナ禍以降は「無添加石けん※」という点が大きな強みになっていると感じます。実際、少しずつ売上も伸びています。
それに、シンプルな処方で品質を重要視して誠実に製造する「こだわりの商品」で勝負できることが個人的には嬉しいですね。どれも、信頼できるものばかり。理屈も言い訳もなく、堂々と“きれいごと”で営業できるからストレスがないんです。
(※香料・着色料・酸化防止剤・合成界面活性剤不使用)

社内の雰囲気はいかがでしょう。

村上
オフィスに流れる時間がゆるやかなのが印象的です。同僚のみんなも穏やかで、トレードマークの“シャボンちゃん”みたいにいつも笑顔なんですよ。でも芯のあるしっかり者が多く、お互いを思いやりながら気持ちよく仕事ができる環境です。人見知りの私は笑顔が苦手で、以前は「もっと笑って」と言われたこともありました。今はあまり言われなくなったので、ちゃんと笑えているのかな(笑)。

最後に、今後の目標を教えてください。

村上
まずは担当している関東・甲信越エリアで、シャボン玉石けんを使う幸せや心地よい暮らしをさらに広げていくこと。そのうえでヨガとも深く付き合い、自分らしく生きていけたら最高ですね。自分は自然の一部であると日頃から体感しているヨガ仲間には、シャボン玉石けんの愛用者も多く、身のまわりの人にも魅力を伝えていきたいです。
それから、以前シャボン玉石けんの通販会員向け広報誌「シャボン玉友の会だより」にヨガ講座の記事を書いたのですが、社員の方にもヨガを教える機会がつくれたらいいですね。正しい呼吸や軽い瞑想をするだけでも心が落ち着くし、迷っていることに“解”が見つかることも多いんです。私自身もヨガにすごく助けられたので、これからもいろんな形で魅力を発信していこうと思います。